ワイン入門〜ワインのボトル〜

教養

ワイン入門第2回目は【ワインのボトル】についてです。

第1回目から見たい人はこちらからいけます!


ボトルの形にはちゃんとした意味があります。


どうしてそのような形なの?って考えることで
そのワインのことを知ることができます。

では学んでいきましょ!

ガラス瓶の発明


ガラス瓶のボトルが発明されたのは17世紀のこと

それまでは素焼きの甕:アンフォラ(図1)に入れてワインを貯蔵していました。

図1:アンフォラ

ガラス瓶の普及はワインに多大な影響を及ぼしてます。

一番は保存性能の向上
保存性が高まると、ワインの品質も格段に向上しました。

ワインボトルの種類

ワインのボトルの形は様々あります。

キャンティ(図2)のように丸いものから

ドイツワイン(図3)のような首が長いものなど

特殊な形状のものもあり、それらは産地を特定する目印として使われはじめたとされてます。

図2:キャンティ

図3ドイツワイン

しかし、一般的に多く見られるボトルの形状としては

ボルドー(図4)地方のワインに代表される「いかり肩で細長いタイプ」と、

ブルゴーニュ(図5)地方などで見られる「なで肩で底面積の広いタイプ」です。

図4:ボルドーワイン

図5:ブルゴーニュワイン

上記で紹介したボルドーワインは

長い熟成を経ると大量の澱(オリ)が出やすく、グラスに注ぐ際にいかり肩の部分で澱を食い止めるために工夫されたと言われおり、現在はボルドー以外にもカベルネ・ソーヴィニョンやメルローなどのボルドー系ブドウ品種のワインによく使われます。

また、瓶の底が内部へ向かって盛り上がっているのも、沈んだ澱が舞い上がりにくくするためです。



一方、ブルゴーニュワインは澱が細かく量も少ないため、いかり肩の瓶である必要はありません。
そもそもブルゴーニュワインは、ボルドーほどの長期熟成を見込んで造られたワインではなかったため横に寝かせて保存をすることが想定されておらず、卓上に置いた時に優雅に見えるよう、エレガントななで肩のボトルになりました。


現在は高級感を出すために重量瓶を使用したり、
独自のフォルムの瓶を使用して個性を出しているワインもあります。

産地別ボトルの形状

ボルドー

ボルドー産をはじめ、世界中で広く使用されている。

注ぐ際に澱を止めるためいかり肩をしており、底面は凸上に盛り上がっている。

ブルゴーニュ

主にブルゴーニュやローヌ産に使用される。

澱が少ないため形状はなで肩で、互い違いに積んで保管しやすいと言う利点がある。

フリュート

ドイツのライン・モーゼルやアルザスで使用されるタイプで、
ほとんど肩がない細長い形状をしている。

底面の盛り上がりは極小。

プロヴァンス

南フランスのプロヴァンスで使用されるボトル。

コーラの瓶のように、なで肩で胴体がくびれているフォルム

ボックス・ボイテル

ドイツのフランケンで伝統的に使用される丸く️扁平な形をしている。

ル・クラヴラン

フランスのジュラで造られるヴァン・ジョーヌに使用される伝統的なボトル。

肩の張った特殊な形状で、容量は620mlと少なめ。

フィアスコ

イタリア・トスカーナのキャンティに伝統的に使われている形状。

丸みを帯びたフラスコのような形で、藁づと(笑を編んだもの)が巻かれている。

ペッシェ

海に面したイタリアのマルケ州産のワインに使用されるボトル。

口が上向きで尾を下にした魚(ペッシュ)の形をしてる

まとめ

様々な形状のあるワイン

でも

その形状にもちゃんとした理由や地域ならではの戦略も見えてきます。

これからワインを選ぶ際はぜひボトルも注視してみてください!

ではまた次回でお会いしましょう!

ぽうぷでした!

⇦第1回 ワイン入門 ワインの名前

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